第一回ワークショップ in 宮谷小学校



横浜市にある宮谷小学校の放課後キッズクラブの子どもたちと遊びました。 体育館に集まったらまず「手つなぎ鬼」と「いろ鬼」をして、初対面の学生と子どもたちの距離を縮める事から始めました。私たち学生としては「どこまで手加減すべきか」を考えながらの鬼ごっこでもあり、幼い頃とは違った楽しみ方ができました。 その後体育館内に7m四方程の段ボールを敷き、その中心にあらかじめ用意した「ミニ宮谷小学校」を置いて、「この周りに街を作ろう」という声がけをしました。条件としては、必ず道を地面に描く事。それだけです。数人でお店を作る子もいれば、独り住まいの一軒家を作る子もいました。中には温泉や車庫付きの家までありました。 一通り建物を作り終えると、私たちの想像していなかったパトカーやゴミ収集車まで現れたり、おやつの時間にはお店屋さんを作った女の子たちが責任を持って店頭で配ってくれたり、学生の問いかけ無しでもそれぞれが街の中での「役割」を見つけ、行動している様子がうかがえました。子どもたちがどのような視点で街を捉えているのかが自然に表れてきて、本当に驚きました。 おやつの時間も終わり、温泉でまったりしたり、お友達を自宅に招いたり、ちょっと落ち着いたところで突然「地震が発生します!避難してください!(その場で思いついたw)」とマイクで放送。すると、子どもたちは必要なものを手早くまとめて体育館の入り口に集まりました。荷物を置き、「きたー!地震だー!」という合図と同時に作った街をみんなで壊しました。積み木の様に、壊すのも楽しいのです。 夕方なってお別れの時間まで後少し。近くの公園にみんなで行きました。ドイツのPUSTEFIX (Click!) のシャボン玉を一人ずつ配り、それぞれのペースで吹くだけ。このメーカーのシャボン玉はホントにきれいな色で、一回液に浸けるだけで多いときは5吹きくらいできます。誤って飲み込んでも害が少ない様にできています。夕陽に照らされたたくさんのシャボン玉が公園に漂って、本当に素敵な時間となりました。あぁたのしかった。